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ヒラノテクシードの募集要項や選考フロー、よくある質問についてご案内します。エントリー方法とあわせて、ご確認ください。

Interview 04社員インタビュー

Interview 04

絡み合う複雑さに
負けない粘り強さが
理想を現実へと導く。

開発部 開発課Takaya.I2019年入社

Our Staff Interview Stories

太陽電池の可能性を、次の時代へとつなぐために。
開発部のIさんが挑むのは、やわらかく曲げられる「ペロブスカイト太陽電池」の生産装置づくり。
実験室レベルの理論を、産業レベルへと昇華させるその道のりには、
膨大な試行錯誤と粘り強さが求められるといいます。
最先端の技術と真っ向から向き合う日々に、みらいちゃんがぐぐっと近づきます!

広報担当:みらいちゃん広報担当:みらいちゃん

Chapter 01

みらいちゃんみらいちゃん

開発の仕事について教えてください。

開発部では、このテクニカムを拠点に複数の開発プロジェクトが同時に進行しており、15名ほどのメンバーで役割を分担しています。私は電気制御やプログラミングを担当し、いくつかの案件に関わっています。

開発の仕事について教えてください。
IさんIさん
みらいちゃんみらいちゃん

Iさんの担当案件について、具体的に知りたいです!

ペロブスカイト太陽電池の生産装置を開発しています。太陽電池としてメジャーなシリコン製のものとは違い、ペロブスカイトはフィルム状で、やわらかく曲げやすい性質を持っているのが特徴です。ガラスや外壁にも貼ることができ、貼った場所自体が発電する、そんな次世代の太陽電池として注目されています。

しかし、耐久性や価格をクリアする量産技術は世界でもまだ開発途上です。製造に欠かせない「均一な膜を塗る」技術は弊社の得意とする分野でもあり、これまでのノウハウを活かして実現化させようと取り組んでいる真っ最中です。

Iさんの担当案件について、具体的に知りたいです!
IさんIさん
みらいちゃんみらいちゃん

まさに今が勝負どころなんですね。

発電効率と寿命の目標を実現するために、細かな仕様を作り込んでいる段階です。発電効率で言えば25パーセント程度まで向上していますが、従来の太陽電池の27〜30パーセントにはまだ及びません。今後はパイロット機と呼ばれるデモ装置をつくり、検証と改善を繰り返していく予定です。実機の製造はその後です。

ゴールまでまだ様々な壁を乗り越えなければなりませんが、ペロブスカイトの持つ可能性は計り知れず、世界中の企業が開発競争を繰り広げている状況です。そこで一足抜きん出ることができれば、当社の大きな強みになるはずです。

まさに今が勝負どころなんですね。
IさんIさん
みらいちゃんみらいちゃん

競合は世界中にいるということですね。
何だかワクワクします!

私たち開発職の役割は、正解を自分たちで見つけ出すこと。まずはヒントになりそうな情報を、あらゆる資料や国内外の論文から探すところから始まります。手がかりを見つけても、大学など研究レベルで「こうすればうまくいく」と示された理論は、だいたい小さな装置や実験室で検証されたもの。それをそのまま実際の装置に当てはめても、思ったように動かないことがよくあります。

IさんIさん

シミュレーションや論文では見えない現象が、実際の現場には隠れているのです。設計を再調整したり、条件を最適化しなければなりません。単純に「スケールを大きくすればいい」という話ではないのです。そこが開発の難しさであり、面白さでもあります。

競合は世界中にいるということですね。何だかワクワクします!
IさんIさん
みらいちゃんみらいちゃん

まさに0から1をつくりあげているんですね。

開発の仕事はそれだけではありません。既存装置のアップデートも重要なミッションです。塗工や成膜といった装置を使う製造現場では、いまでも人の勘に頼る工程が残っています。

IさんIさん

たとえば、電池の材料である電極を製造する現場。薄いフィルムに液体を塗布して乾燥させる工程がありますが、液の混ぜ方やその日の温度など、ちょっとした条件の違いで仕上がりが大きく変わってしまいます。

液体をセットするたびに、作業者がその日の状態を見極め、経験や勘をもとに手作業で調整をしてきました。うまくいかずフィルムが変質してしまった場合は、すべて廃棄となるリスクもあります。成功するまで何度も調整を繰り返していたケースもあり、時間もかかってしまう。非効率とわかっていてもそうするしかなかったのです。この手間を解消すべく装置のアップデートに取り組んでいます。

まさに0から1をつくりあげているんですね。
IさんIさん
みらいちゃんみらいちゃん

実現すれば大幅な効率化につながりますね!

今はセンサーや装置の状態から「この条件なら大丈夫」と判断できる仕組みを作っています。人が感覚で判断していた部分を「見える化」して、再現性のある生産を目指しているんです。

IさんIさん
みらいちゃんみらいちゃん

なるほど。でも、その条件を割り出すのって難しそうですね。

「この条件ならこうなる」という理論的な数式自体はあるんですが、それはあくまで理想的な環境での話で、実際の現場では通用しないことも多いんです。たとえば、湿度や温度、装置の微妙なブレなんかが影響します。だから、数式そのものを実環境に合うように見直したり、装置自体を調整したりしながら、日々試行錯誤しています。

IさんIさん
みらいちゃんみらいちゃん

思っていた以上に地道な工程ですね…。

複雑に絡み合った状況を紐解こうとすると、やはり一筋縄ではいかないんですよね。自分の手で何かを開発するには、発想力はもちろん、粘り強さも持ち合わせていることが大切なのかも知れません。

IさんIさん
世界が注目する次世代技術を自分たちの手で形にする。

Chapter 02

みらいちゃんみらいちゃん

ヒラノテクシードを選んだ理由を教えてください。

子どもの頃、夢中になって見ていたのが「高専ロボコン」。テレビで放送されるたびに、釘付けになっていました。「自分でも何かを作ってみたい」と憧れを抱き続け、中学卒業後は高専へ進学しました。機械・電気電子・情報・計測制御など、モノづくりに必要な分野を幅広く学びました。

IさんIさん

何でも自分でやってみたい気持ちが強かったので、就職活動では「ある程度任せてもらえる」「幅広く関われそう」という理由で、中規模の会社を中心に探していました。ヒラノテクシードを知ったのは、たまたま目にした求人がきっかけです。

モノづくりができる仕事だとはわかったのですが、サイトで紹介されている写真を見ても、一見何のための装置かわかりませんでした。でも、そんな「謎めいた存在」に不思議と惹かれるものがありました。

IさんIさん
みらいちゃんみらいちゃん

「謎だから惹かれる」なんて、
すでに開発者の片鱗を感じますね。

自動車メーカーや家電メーカーなど、完成品がイメージしやすいモノづくり企業はたくさんあると思います。そこと比べると目立つ業界ではないかもしれませんが、だからこそ奥が深くて、やりがいがありそうだと思ったんです。それがこの会社を選んだ決め手になりました。

IさんIさん
みらいちゃんみらいちゃん

入社していかがでしたか?

チーム内での役割分担は、メンバー同士の話し合いで決まることも多く、自分で考えて行動する力が求められます。今振り返れば入社当時の自分にはまだまだその意識は足りていなかったかもしれません。ですが入社前に期待していた通り、早い段階からさまざまなチャレンジの機会があったことで、責任感が少しずつ養われていきました。

IさんIさん
みらいちゃんみらいちゃん

実際に「早くから経験できて良かったこと」を
教えて欲しいです。

特に印象に残っているのが、入社2年目に韓国に出張したときのことです。先輩と一緒に担当していた案件で、新しい装置について、現地での試運転とお客様への説明を行う予定でした。しかし先輩が都合で行けなくなり、急遽私一人で行くことになったのです。

IさんIさん
みらいちゃんみらいちゃん

入社2年目で1人で海外出張とは大抜擢ですね!

何でもトライしたいと思っていたものの、さすがにこの時は緊張しました(笑)。でも決まった以上、自分にできるのは準備を徹底するしかありません。試運転の手順や確認すべきこと、お客様に伝える内容などを洗い出し「どうすればスムーズに進むか」「わかりやすく伝えられるか」真剣に考えました。

現地では通訳を介した説明だったので、専門用語をわかりやすく言い換えるなど、言葉の選び方ひとつひとつにも気を配りました。やはり意識が変わると視野も広がるのだと思います。先輩について行くだけの頃よりも、自分からアイデアを出したり行動したりする力がつきました。

IさんIさん
テレビ越しの憧れから始まった。今は責任を持ってリアルに挑む。

Chapter 03

みらいちゃんみらいちゃん

開発部はどんな雰囲気ですか?

20代から50代まで幅広い世代が在籍していますが、年齢に関係なくコミュニケーションをとりやすい環境です。休憩時間になると先輩や上司の方から積極的に声をかけてもらえて、配属したての頃から雰囲気にも馴染みやすかったと思います。

IさんIさん
みらいちゃんみらいちゃん

ヒラノテクシードらしいなと感じる瞬間はありますか?

堅苦しすぎないところでしょうか。会議を設定して意見を出し合うことももちろんありますが、何気ない雑談から良いアイデアが生まれることも割と多いんです。

IさんIさん

たとえば誰かと誰かが話しているのが聞こえてきて、「それならこうしたら?」と自然に加わることもありますし、2人で案を出し合っていたのが、気づいたら3人4人と増えていって…という風景は日常茶飯事ですね。

壁にぶつかったときに「ちょっと聞いてみようかな」と思える空気があるのは大きいです。人に相談することで、自分では思いつかなかった視点に出会えるので。

ヒラノテクシードらしいなと感じる瞬間はありますか?
IさんIさん
みらいちゃんみらいちゃん

知的好奇心が自然と刺激される環境があるって素敵です。

そうですね。学ぶ機会に恵まれているというのは日々感じています。仲間からの刺激もそうですし、会社の研修制度であるヒラノアカデミーも活用しました。専門書や教材もそろっていて、個人ではなかなか手の届かない良質な情報にアクセスできることもあります。

IさんIさん
みらいちゃんみらいちゃん

Iさんのように学び続ける姿勢が大切なんですね

知れば知るほど、自分で提案できることも増えていきます。開発中のものが世に出るまでの期間は長いですが、その過程で経験する、自分が立てた仮説で一歩前進したり、解決の糸口になったりした瞬間が、私にとって大きなやりがいです。

技術がどんどん進化していく中で、自分も絶えず学び続けていないと、その喜びにも巡り会えなくなってしまうと思うので。やりがいを感じながら働き続けるためにも、学ぶことには今後もストイックでいたいです。

とにかくまず自分から動く、その姿勢にMさんらしさを感じます!
IさんIさん
みらいちゃんみらいちゃん

これからの目標はありますか?

さまざまなソフトウェアやプログラミング言語に対応できる開発者になることですね。使いこなせる武器が増えれば、その分任せてもらえるプロジェクトの幅も広がりますから。今はPythonなどのプログラミング言語も勉強中です。

IさんIさん
みらいちゃんみらいちゃん

10年後、20年後のIさんが楽しみですね。

挑戦したい、学びたいというモチベーションを持っていても、それを発揮できる環境があるかどうかはすごく大事だと思います。ヒラノテクシードには、そのモチベーションを支えてくれる風土や制度がそろっています。

だからこそ、今の自分も前向きに進み続けられていますし、これからも新しい技術や知識に貪欲でありたいと思えるんです。変化し続ける技術の世界で、自分自身も柔軟にアップデートしつつ、価値を提供し続けられるような存在でいたいですね。

IさんIさん
議論が行き交い、アイデアが育つ。開発への熱意に年齢の壁はない。

どんなに複雑な課題にも粘り強く挑み、可能性を信じてカタチにしていく。
その姿からは、開発の仕事に必要な“情熱”と“探究心”がひしひしと伝わってきました。
そんなIさんのように、謎めいた存在たるヒラノテクシードに興味がわいた方は、
ぜひエントリーして、その答えを自分の目で確かめてみてください!

※所属部署・掲載内容は取材当時のものになります

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