巨大な装置を、数百ものパーツから組み上げていく。
生産部のHさんが担当するのは、ヒラノテクシードの主力である塗工装置の組立工程です。
図面と現場の間で求められるのは、100分の1ミリ単位の精度と、答えのないモノづくりへの探究心。
その緻密な手仕事と、装置が動き出す瞬間へのこだわりを、みらいちゃんが聞きました!
広報担当:みらいちゃん
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広く深く、
細部にまで宿る追求心で、
巨大装置が動き出す。
生産部 精密組立課Hiroto.H2018年入社
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巨大な装置を、数百ものパーツから組み上げていく。
生産部のHさんが担当するのは、ヒラノテクシードの主力である塗工装置の組立工程です。
図面と現場の間で求められるのは、100分の1ミリ単位の精度と、答えのないモノづくりへの探究心。
その緻密な手仕事と、装置が動き出す瞬間へのこだわりを、みらいちゃんが聞きました!
広報担当:みらいちゃん
みらいちゃんHさんの仕事内容を
教えてください。
僕の拠点はこちらです。設計から届いた図面をもとに、装置を組み立てていく仕事を担当しています。

Hさん
みらいちゃんどんな装置をつくっているのですか?
コーターと呼ばれる塗工装置を組み立てています。
こんな感じの、ローラーがついている装置ですね。といってもこれは全体のうちのほんの一部。機密情報のため一部しかお見せできないのですが、僕の身長をゆうに超える大きさです。

Hさん
みらいちゃんなんだか複雑そうな
装置ですね。
ひとつの装置には数百~数千個の部品が使われているんです。
完成までにかかる時間は、大体1ヶ月から2ヶ月半ほど。3~4名でチームを組んで作業を分担します。最初はこれぐらいの大きさのパーツを一つひとつつくるところから始まります。

Hさんその後、装置のフレームなど大きなパーツをつくっていきます。
この工程に入ると重たい部品も増えてくるので、何人かで協力して作業を進めていきます。

Hさん
みらいちゃんこの写真、なんだか家を建てているみたいです。
そうですね。大きいものだと、高さ2.5m・幅は5mほどある装置を組んだこともあります。まさにちょっとした小さな家を建てている感覚です。
Hさん
みらいちゃんHさんはどんなところにやりがいを感じますか?
人の手による微調整によって、完成度が左右されるところでしょうか。
装置のスムーズな動きは、部品同士が「正しく」関わり合って初めて実現します。重要な部品が歪んだ状態で取り付けられると、それだけで装置がなめらかに動かなくなってしまうため、まっすぐ正確に取り付けなければなりません。
箇所によってはその「まっすぐ」に100分の1ミリ単位の微調整を求められます。ズレの度合いは写真のような装置を使って測り、それを人の手で調整していきます。この微調整のコツを感覚で掴むのが中々難しくて、僕もまだ習得中です。

Hさん
みらいちゃん想像以上に繊細な仕事ですね。
加えて、装置のどの部分にどんな精度が求められているかは、図面ですべて指示されているわけではありません。僕たちが図面を読み解き、自分で「ここは重要だ」というポイントを見つけ出していきます。
Hさん
みらいちゃんなんだかすごく難しそうです。
知識が無いと見当もつかないです。僕も最初はそうでした。先輩がその都度「ここは注意深くやらないと、装置が動くときにこう影響が出るからね」と教えてくれたので、それを一つひとつ習得していき、自分でも少しずつ想定できるようになっていきました。

Hさん
みらいちゃんHさんはなぜヒラノテクシードを選んだのですか?
もともと、自分で何かをつくる仕事に興味があったんです。就職活動の時に、何社か会社を調べていました。そうするうちに「ライン作業では無いところがいいな」と感じるようになりました。
Hさん
みらいちゃんというのは?
「マニュアル通りに同じ作業を繰り返す」という仕事内容が、自分が興味を持つものづくりとは少し離れている気がしたんですよね。対して、ヒラノテクシードの仕事には惹かれるものがありました。会社の説明を聞いた時に「巨大なプラモデルをつくるような仕事だよ」という話があり、達成感が大きそうだとまず感じました。
それに装置は1台1台オーダーメイドなので、自分の頭で考えることがたくさんあるんだろうな、と想像したんです。そこに興味を持ちました。会社の業績や、車通勤OKといった働き方も確認した上で、安心して働けそうだと思ったのが決め手です。

Hさん
みらいちゃん実際に「巨大なプラモデル」を感じる瞬間はありますか?
ありますね。手のひらほどの大きさのパーツをつくるところから始まり、一つひとつをつなげて装置の「骨格」や「手足」をつくり、それらを合体させてひとつの装置を完成させます。僕の頭で考え、僕の手で組んだものが、最終的に動き出すんです。完成までの過程を体感できる、そこが大きな魅力です。
Hさんプラモデルとの違いは「組立手順がどこにも書いていない」ということ。自分たちで手順を考えなければなりません。基本的には装置の内部からつくり込んでいきますが、複雑な構造ですし、使うパーツの数も数百個単位なので、「最初から最後まで正確な手順を想定し切る」というのは至難の業です。
作業しながら「このパーツ、やっぱり先につけておくべきだったな」と反省することは今でもあり、常にベストな方法を自分の頭で探しているんです。考え尽くした分、完成した時の達成感もひとしおです。
Hさん
みらいちゃん模索しながらも楽しんでいる感じが伝わってきます!
得意な工程はありますか?
配管をきれいに通すことですね。スタートとゴールの地点は図面に書いてありますが、どう通すか、までは書いてありません。できるだけ最短で、かつ装置の動作をさまたげないルートを組立担当が考えるんです。制約がある中で、極力シンプルにつなぐ方法を考えるのは楽しいです。組立手順の話にも通じますが、ベストを追求することが好きなんだと思います。
Hさん
みらいちゃん入社してから成長したと感じるところはありますか?
バランスを意識できるようになったことです。自分の頭で思考錯誤するのが好きだからこそ、際限なくこだわりたくなってしまうんです。たとえば「この部品とこの部品は高さを揃えた方が見た目が綺麗」だとします。装置の動きがスムーズになるなら、それはやるべきタスクです。でも、単に見た目が綺麗になるだけなら優先順位は高くないはず。装置としての機能性は合格ラインを満たしているのに、自分が気になるからと見た目の微調整を続けていたら、工期も人件費も膨らむ一方ですよね。
Hさん装置はお客様から依頼をいただき生産しているものです。追求するのは良いことですが、その矛先が自分のこだわりに向きすぎてはいけない、ということを、ある時先輩に教えてもらいました。当時の僕には無かった考えで、ハッとさせられたのを覚えています。組立担当として、社会人として今でも大切にしている心構えです。

Hさん
みらいちゃん組立課のチームはどんな雰囲気ですか?
何事も、みんなで話し合って進めるのが基本です。作業の優先順位を決めたり、組立手順の案を出し合ったり、重たいパーツを運ぶのに頼ったり。何かと話し合う機会が多いので、距離は自然と縮まります。
装置によってチーム編成が変わるのですが、メンバー内で先輩・後輩という関係はあっても、フラットですね。僕が主担当になる案件では、先輩に仕事を指示しますし、主担当でなくとも「ここはこうした方が良いんじゃないか」と提案することもよくあります。仲の良い先輩とは、休日に食事に行ったり、自宅に遊びに行くこともありますよ。

Hさん僕は子どもがまだ小さくて、急な体調不良で早退することも時々あるんです。でも、日頃から互いの作業状況を把握し合っている仲間がいてとても心強いです。今は助けてもらうことが多い分、仲間が同じ状況になった時は恩返しをしたいです。
Hさん
みらいちゃん他の部署と関わることもありますか?
もちろんあります。図面通りに組むとうまくいかないことも稀に発生するんです。設計としても組んでみて初めてわかることもあるので、相談はよくしますね。「この部材をこう設置したらどうですか」と組立目線での提案もしつつ、一緒に答えを探しに行きます。

Hさん
みらいちゃん今後の目標はありますか?
広く深く、組立のエキスパートを目指したい。
まずは、まだ経験したことがない装置もたくさんあるので、積極的に挑戦していきたいです。生産に関する知識と経験を今よりさらに深く追求していきたいですね。
もう一つは、組立の経験をある程度積んできたので、入荷管理という別の業務も習得したいです。購買課と連携し、組立の進捗に合わせて部品の入荷を調整してもらう業務です。想定より早く組立作業が進んだ場合、早めに入荷調整をかけることで、部品納品待ちのロスを削減できるんです。
Hさん新人時代は「小さなパーツを一つ完成させること」に必死でした。次第に大きなパーツをつくれるようになり、装置の構造がわかると組立手順も想定できるようになり、その中で要点を掴んだり、先回りした対応もできるようになってきました。できることが増えていくと、業務への解像度も上がって対策や改善にも頭が働くようになっていくんです。

Hさん
みらいちゃん経験を積むにつれ、Hさんの視点もどんどん進化していますね。
Hさんのこれからが楽しみです!
技術を追求することもできますし、幅広い業務経験で視野を広げることもできます。それがヒラノテクシードの組立の魅力だと思います。興味を持っていただければとても嬉しいです。
いつか皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!
Hさん
巨大な装置を、自分の手で、一つひとつ丁寧に組み上げていく。
図面を読み解き、考え、仲間と話し合いながら進めるモノづくりは、
まさに“探求する仕事”なんだと感じました。
完成した瞬間に味わえる達成感や、少しずつ成長していく実感は、きっとここでしか得られないはず。
モノづくりが好きな方、奥深い現場で腕を磨きたい方にはぴったりのお仕事です。
少しでも気になった方は、ぜひエントリーしてみてくださいね!
※所属部署・掲載内容は取材当時のものになります

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