In Factoryヒラノの現場より
ヒラノテクシードが
造りだすもの、
届ける価値とは?
私たちが届けているのは、
製品ではなく“製品を生み出す力”。
ヒラノテクシードでは、「コーティングマシン」と呼ばれる大型の産業用機械をオーダーメイドで設計・製造・販売しています。私たちがつくるのは、スマートフォンやリチウムイオン電池、太陽電池など、最先端の製品づくりを支える“モノづくりのための機械”。完成品ではありませんが、その品質や性能を支える重要な役割を担っています。
コーティングマシンとは、フィルムや金属箔などの基材に、機能性材料をムラなく均一に塗布し、乾燥させて巻き取る装置のこと。たとえば、リチウムイオン電池の性能向上や、食品包装の品質安定などにも、この技術が活かされています。
クライアントは、電気・電子、自動車、化学、フィルム、繊維などの業界にわたります。製品や製造条件は一社ごとに異なるため、ヒラノテクシードの装置はすべてフルオーダーメイド。設計から製造、納品・据付に至るまで、チームで知恵と技術を結集し、一台一台に向き合います。見えないところで、確かな価値を届ける。それが、ヒラノテクシードの仕事です。
Hirano Tecseed Role In The Industry.
目には見えないところで活躍している[ヒラノテクシードの立ち位置]
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理想の製品づくりを可能にする、唯一無二のコーティングマシンを製造。素材や条件に応じてゼロから設計し、ミクロン単位の精度で“塗る・乾かす・運ぶ”を形にします。
![目には見えないところで活躍している[ヒラノテクシードの立ち位置]](../img/in-factory/img01.png)
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電気・電子機器業界、プラスチックフィルム業界、印刷包装資材業界、炭素繊維・ガラス繊維等新素材業界、化合繊・天然繊維の染色整理業界など国内外問わず多数。
![目には見えないところで活躍している[ヒラノテクシードの立ち位置]](../img/in-factory/img02.png)
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高性能な最終製品を、より安く、より多くの人へ。私たちのコーティングマシンは、スマートフォンやリチウムイオン電池などの大量生産を支え、暮らしの進化に貢献しています。
![目には見えないところで活躍している[ヒラノテクシードの立ち位置]](../img/in-factory/img03.png)
コンバーティング業界をリードする[当社の3つのコア技術]
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コーティング技術

機能性材料をミクロン単位の正確さで、ムラなく均一に塗布。素材の特性に応じて、最適な塗り方を実現します。
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乾燥技術

塗った素材を、熱と風で的確に乾燥。材料にあわせた温度や湿度管理で、品質と効率を両立します。
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搬送技術

フィルムや金属箔などの薄い基材を、安定して搬送。高速でもズレなく送り、連続加工を可能にします。
コーティングマシンが
カタチになるまで。
ヒラノテクシードが手がけるのは、完全オーダーメイドのコーティングマシン。クライアントごとの製品や環境、条件に合わせて、世界に一つだけの装置をゼロからつくり上げます。打合せから設計、製造、据付、そして導入後の継続支援まで。多くの部署が連携し、試行錯誤を重ねながら、理想の一台を形にしていきます。

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Step 01
打合せ
Step 01|ニーズを聞く「打合せ」
最初のステップは、クライアントへの綿密なヒアリング。どんな製品を、どんな環境で、どんな性能でつくりたいのか。その背景や課題を一つひとつ紐解き、装置に求められる条件を明確にします。ときには現地に足を運び、ラインの様子や設置スペースまで確認。海外クライアントとのやりとりも多く、言語や文化を越えて信頼関係を築く力が求められます。

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Step 02
機械設計
Step 02|構想を描く「機械設計」
打合せの内容をもとに、まずは機械構造の設計からスタート。装置全体のレイアウトから、材料を塗布・乾燥・搬送する各工程まで、一つひとつの仕様をゼロから組み立てていきます。塗布の厚み、搬送の安定性、メンテナンスのしやすさまで、多角的な視点で検討。ミクロン単位の塗布精度や高効率の生産性を支える、装置の“骨格”がここで決まります。

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Step 03
電気設計
Step 03|装置の頭脳をつくる
「電気設計」機械を動かすための電気設計も並行して行われます。電気回路の作図や電気パネルの構成といったハード面の設計に加え、制御の頭脳となるPLCプログラムの作成などのソフト面の設計も担当。装置が正確かつ安全に動作するよう、全体の制御設計を丁寧に積み上げていきます。安全性を確保するための緊急停止機構なども、この段階で緻密に設計されます。

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Step 04
製造組立
Step 04|カタチにする
「製造・組立」設計図をもとに、さまざまな部署が連携して製造を進めます。巨大な機械を構成する数千点の部品を高精度で加工・組立し、特に塗工ヘッドなどの要となるパーツには、細部にまで徹底してこだわります。現場では、図面に描かれていない細かな調整や作業者同士のやりとりを通じて完成度を高め、全社一丸のチームプレーで1台の機械をつくり上げます。

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Step 05
据付・
試運転Step 05|現場に届ける
「据付・試運転」完成した装置は、お客様の現場へ。国内・海外を問わず、実際に機械を設置し、稼働するところまで見届けます。設計や製造の担当者が現地入りし、機械が正しく動くかどうか最終調整。現地スタッフとの連携も密に行い、導入後のスムーズな立ち上げを支援します。「つくって終わり」ではないのが、ヒラノテクシードの仕事です。

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Step 06
継続支援
Step 06|進化を支える
「継続支援」ヒラノテクシードでは、納品後もお客様の声に耳を傾け、運用状況を見ながら改善提案や機能追加を行います。「次はもっと速く」「もっと精密に」など、進化する製品づくりに向けたバージョンアップの構想を、すでに装置を稼働させながら描きはじめることも少なくありません。お客様と一緒にモノづくりを深めていける関係こそ、私たちの誇りです。

Three Highlights Showcasing Our Technology.
COLUMNヒラノテクシードの
技術力に迫る
3つのトピックス
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Topic 01クライアントとの技術交流の場となる
研究開発施設『テクニカム』本社工場に併設された「テクニカム」は、実機に近い環境でのテストを通じて、開発中の素材やプロセスの最適化を支援する施設です。お客様は設備導入における検証・実証をスピーディに行える一方で、ヒラノテクシードにとっても、実際の課題やニーズを現場で共有できる貴重な機会に。ナノ〜数十ミクロン単位の膜形成を可能にする世界有数のテスト設備を備え、液晶・電子部品から粘着材・建材まで多様な業界の実験に対応しています。両者の知見を掛け合わせた「共創」によって、より高精度・高品質なモノづくりを実現しています。

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Topic 02新エネルギーの扉を開く
『ペロブスカイト型太陽電池』量産化への挑戦次世代の太陽電池として期待されている『ペロブスカイト型太陽電池』。軽くて柔軟な特性を持ち、建物の窓や壁、車両やドローン、衣類やバッグなど、従来では難しかった場所にも取り付けられる新しい太陽電池です。高効率かつ低コストで製造できる点も特長で、脱炭素社会の実現に向けて新たな活用の広がりが見込まれています。ヒラノテクシードでは、長年にわたって磨いてきた塗布・乾燥・搬送の技術をもとに、ペロブスカイト型に特化した専用塗工機の開発を推進。大学との共同研究を通じ、より多くのユーザーに届く製品として世の中に広めるための挑戦を続けています。

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Topic 03実機と仮想がつながる
『デジタルツイン』をはじめDX等の新技術開発を推進AIやIoTといったデジタル技術の進展により、モノづくりの現場もバーチャル空間と融合する時代へ。ヒラノテクシードでは、DX推進の一環としてドイツのシーメンス社と連携し、実機と同様のテストや検証を仮想空間で行える『デジタルツイン』の共同開発を行っています。2023年にはアメリカでの市場拡大と現地での顧客ニーズにいち早く対応することを目的に海外法人「ヒラノアメリカ」を設立。デジタルツインなどの新技術の開発に向けて開発部も新設しました。装置の製造にとどまらず、これからの時代に求められる新たな価値を、グローバルに発信していきます。













